2005.11.28
平成17年09月20日、「かごしまの農林水産物認証制度」畜産部門の鶏卵において初めての認証を頂いたことを受けて、11月28日、
㈲サンエッグGPセンターにて、「かごしまの農林水産物認証制度」の認証証書授与式と鶏卵の出発式典が行われました。
<日時>
平成17年11月28日(木) 午前 10時~
<場所>
㈲サンエッグ GPセンター
<出席者>
鹿児島県農政部、(社)鹿児島県農業・農村振興協会、
JA鹿児島県経済連南さつま農業協同組合
加世田農林水産事務所、川辺農業改良普及センター
南薩家畜保健衛生所、川辺町役場、知覧町役場
<式次第>
1.開会のことば
2.認証証書授与
贈呈:
(社)鹿児島県農業・農村振興協会
食の安全推進部 部長 江田 耕造 様
授与:
㈲サンエッグ 代表取締役 永田 六男
3.授与感謝のあいさつ
㈲サンエッグ 代表取締役社長 永田 六男
4.来賓あいさつ
鹿児島県農政部 次長 池端 裕昭 様
5.テープカット
6.花束贈呈
トラック運転手
7.鶏卵出発
8.閉会のことば
<テープカット>
鹿児島県農政部
(社)鹿児島県農業 農村振興協会
加世田農林水産事務所
南さつま農業共同組合
㈲サンエッグ
【代表者ご挨拶】
㈲サンエッグを代表いたしまして、ひと言ご挨拶を申し上げます。
早いもので、農業生産法人㈲サンエッグとして4月に会社をスタートしてから約8カ月、関係者の皆様方のご支援ご協力を賜り、今日まで来られましたことを心から感謝いたします。
さて、私達は消費者の皆様に安心・安全なたまごを供給する事を目的とし、鶏の飼育・衛生及び品質の管理マニュアルの整備を始め、生産履歴管理体制を構築して参りました。
また、出資農家の方々も安全なたまごを生産するために、日夜鶏舎内の環境整備に努め、飼料についても、鶏が最も新鮮な状態で食べられるよう一日数回にわたり与えるなど、
様々な工夫をして日々頑張っております。
更に、現在茨城県や海外において鳥インフルエンザが発生し深刻な問題となっておりますが、
各農場においては、素ひな導入前にプロによる鶏舎の水洗・消毒を行い、防疫対策にも厳重に取り組んでいます。
農林水産物認証制度の取得により、このような弊社の取り組みを消費者の皆様にご理解頂き、知名度が向上し多くの方々に「サンエッグのたまご」を食べて頂ける事を願い、
鶏卵についてかごしまの農林水産物認証の申請をいたしました。
お蔭様でこれまでの弊社の事業活動が評価され、去る09月20日「かごしまの農林水産物認証制度」畜産部門の鶏卵において初めての認証を頂き、
めでたく認証証書授与式と鶏卵の出発式典を挙行できましたことは誠に喜ばしいことであり、皆様方に改めて厚く御礼申し上げます。
食の安心・安全が求められている現在、これを機に更なる品質の向上と事業運営の強化を図り、更に出資農家との連携を深め、弊社のたまごが県内外のより多くの消費者に信頼され、
愛されるよう努力して参る所存でございます。
今後とも社員一同、力の及ぶ限り努力する決意をいたしておりますので、これまでと変わらぬご指導ご厚情を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
農業生産法人 ㈲サンエッグ
代表取締役社長 永田 六男
厳しい基準に基づき、第三者機関が審査・認証します
2005.10.01
平成17年09月29日に高田小学校・田代小学校にて「かごしま畜産の日」にちなんだ卵の紹介授業が行われました。
「かごしま畜産の日」とは、基幹産業である畜産についての県民の理解を深めるために、毎月29日を「かごしま畜産の日」と定め、
消費者とふれあい共生する「21世紀型畜産」の確立を図ろうというものです。
その活動の一環として、「卵の生産状況や安全性確保に対する取組」を楽しく分かりやすく知ってもらおうと、卵の紹介授業が開催されました。
【日 時】
平成17年9月29日(木) 11時45分~13時30分
【対象小学校 ・ 人数】
鹿児島県川辺郡川辺町立 高田小学校 4~6年生(44)+職員
(有)サンエッグ 末田・磯脇・農家-才田(3)
川辺町教育委員会(1)、県畜産課(2)、加世田農林水産事業所(1) 川辺農業改良普及センター(1)
鹿児島県川辺郡川辺町立 田代小学校 5~6年生(13)+職員
(有)サンエッグ 鶴田・竹之内・農家-古市(3) 川辺町教育委員会(1)、県畜産課(1)
加世田農林水産事業所(1) 川辺農業改良普及センター(1)
【日 程】
11:45~11:50 開会のあいさつ :(教頭先生)
11:50~12:00 「かごしま畜産の日」について説明 :(県畜産課)
12:00~12:30 講演「安心・安全なたまごのできるまで」 :(サンエッグ)
12:30~13:20 給食の準備、会食
【生徒から質問がありました】
講演:「安心・安全なたまごのできるまで」では、プロジェクタで「たまごが消費者に届くまでの流れ」をクイズも入れながら説明し、答えた生徒には景品をプレゼントしました。
また、参加者全員にピンク卵を差し上げました。
質問 : 鶏はどうやって水を飲むのですか?
鶏は水が出る部分をつついて飲みます。つついている間、水は流れ出ます。
(説明の中で鶏舎の写真に鶏の飲み水が出てきました。)
質問 : ひびの入った卵はどうするのですか?
同じ敷地内にある液卵工場で殻を割って中身だけにして、卵製品の原料になります。
(説明の中でヒビ卵は取り除くという部分がありました。)
質問 : 川辺では何羽ぐらい鶏を飼っているのですか?
私達のサンエッグでは、川辺地区は約30万羽飼育しています。
質問 : 卵は、白・赤・ピンクの他にどんな色がありますか?
青や緑色のたまごもあります。
質問 : ヒヨコの色は、どんな色がありますか?
基本的に黄色です。縁日で売っている赤や青のヒヨコは着色しています。
質問 : 鳥インフルエンザは、どうなっていますか?
鳥固有の病気で、その肉や卵を食べても人間には影響は無いと言われています。
今年の6月に茨城県で発生し、安全性を重視し一部処分の処置もありましが、現在、他の発生の報告はありません。
2005.09.20
平成17年9月20日に有限会社サンエッグのこれまでの活動が評価され、「かごしまの農林水産物認証制度」で鶏卵品目の認証を頂いています。
[鶏卵品目取得 第1号]
本制度は1年更新性であり、今年度の申請も問題なく審査を終え更新されました。
「かごしまの農林水産物認証制度」とは、「鹿児島県食の安心・安全基本方針」に基づいて、安心・安全な本県の農林水産物を生産する生産者の取り組みを消費者に正確に伝え、
本県産農林水産物に対する消費者の安心と信頼を確保するため、県が策定した安心と安全に関する一定の基準に基づき第三者機関が審査・認証する制度です。
認証についてはこちらでご確認頂けます。
【認証制度の仕組み】
(ア) 県内で生産される農林水産物を対象とします。
(イ) 認証基準は、「安心・安全の考え方」に基づき県が策定します。
(ウ) 審査・認証は、第三者機関(社団法人 鹿児島県農業・農村振興協会)が行います。
(エ) 県は、認証制度の信頼確保に努めます。
【認証基準】
■ 安心・安全の考え方
(ア) 「安全」とは、生産・栽培基準に適合した生産管理又は栽培管理がなされ、適正に管理された施設等で集出荷が行われていること。
※ 【生産・栽培基準】とは、安全性などを考慮した関係法令等を踏まえ、県が策定した生産又は栽培に関する指針及びそれらに基づき地域で作成する生産又は栽培に関する基準等をいう。
(イ) 「安心」とは、生産履歴等の記録・保存の確実な実施、生産管理責任者等の設置、適正な表示、消費者の疑問もしくは質問、
又は万が一の事態に速やかに対処できるなど消費者の信頼を得られる体制が整備されていること。
■ 認証基準
詳しくは、鹿児島県ホームページ「かごしまの農林水産物認証制度」のページをご覧ください。
・「かごしまの農林水産物認証制度の概要」
・「かごしまの農林水産物認証制度の要領・認証基準」