生産農場

ウィンドレス鶏舎

【ウィンドレス鶏舎】
窓を無くして、光や空気を管理。
換気のために換気扇などで機械的に環境を抑制する鶏舎です。
鶏糞は隣接する堆肥センターへ運ばれます。

セミウィンドレス高床鶏舎

【セミウィンドレス高床鶏舎】
窓のない鶏舎ですが、外から空気や日光を取り入れる構造です。
2階に分かれた上の階に鶏のゲージ、下階に木根チップを敷きつけた鶏糞処理室があり、
建物の中で乾燥・発酵させます。

鶏舎の中には…

防疫の観点から関係者以外立ち入り禁止。
入室の際は防護服を着用します。
集卵トラック・飼料搬入トラックは消毒ゲートで殺菌を行います。

鶏舎内の飼育管理は、光・温度・湿度・給餌・給水などプログラム設定された自動管理がなされています。
産まれた卵もベルトコンベアーに乗って自動的に集められ、トレー台車に詰められます。
但し、鶏にとって快適な環境を維持するための繊細な管理をするために、農場管理者は日々鶏舎内外を巡回・観察し、気候や鶏の状態をチェックしています。

農場保冷庫

集卵保冷トラック

集められた卵は、専用保冷トラックが集卵に来るまでの間、農場の保冷庫で保管されます。
サンエッグの卵は鮮度を保ち、安心をお届けするため日々努力しています。

GPセンター(規格選別&包装工場)

生産農場で産まれた卵は、専用保冷トラックによってGPセンターへ運ばれます。
GPセンターでは規格外卵(ヒビ・汚卵・奇形・血卵他)を除去し、洗浄・殺菌したのち、計量・サイズ格付け選別しパッケージ製品・包装されます。
安心・安全のために厳しい検査を通過した卵のみを皆さんの食卓へとお届けしています。

安心・安全な卵づくりに細心の注意をはらって

入場口消毒ゲート

ドッグシェルタイプ原卵受入口

工場内に入場する車は、全て口消毒・殺菌処理を実施します。
トラックは原卵受入口・製品出荷口ともに害虫やウィルス混入を防ぐ口「ドッグシェルタイプ」を採用しています。

原卵受入・計量

原卵保管庫

オートローダー

ひび卵検査装置

紫外線殺菌装置

血卵他異常卵検査装置

製造番号印字装置

テープシーラー


洗卵機

人の目による検卵

汚卵検査装置

玉抜け検査装置

上貼りシール機

ランダム型自動封かん機

工場内をのぞき見

出来上がった製品は、専用鋪停車で鮮度を保ちながら各販売店やご注文先へ配送されます。
本社敷地内にたまご自動販売所があります。

製品保管・出荷口

出荷タブレットPC

製品出荷冷蔵トラック

加工室(超音波味付け装置・ボイル槽)

たまご自動販売機

敷地侵入経路

従業員食堂


GPセンター衛生管理

クリーンルーム・トイレ・玄関
消毒液塗布自動ドア

エアシャワー
全身の粉塵除去

洗濯乾燥室
工場内の作業服洗濯

クリーンルーム入口と出荷入口に設置し、風圧でゴミ・埃を除去。
場内作業服は工場内で洗濯乾燥します。

洗卵・乾燥ブラシ
自動泡洗浄機

原卵用トレー・コンテナ
洗浄機

製品コンテナ洗浄機

オゾン殺菌装置

品質管理・検査体制

工場内衛生検査
サルモネラ・大腸菌・水質検査(外部検査)

品質検査
ハウユニット検査・卵殻強度検査・規格比較検査(内部検査)・製品卵サルモネラ賞味期限検査(外部検査)

場内害虫モニタリング
外部委託業者(調査・分析・指導)

検卵目揃え研修

堆肥センター

発酵堆肥を製造しています。 [登録番号:鹿川辺肥生第64号]

堆肥舎

TM片懸垂式発酵撹拌機

発酵堆肥化処理装置

地域内循環型農業確立のため、鶏糞を利用してさまざまな作物が栽培されています。

サンエッググループ生産農場のこだわり

サンエッグでは、年間を通じて安定したたまごの生産量を維持するために、全鶏舎ローテーション管理されています。
各鶏舎のひな導入・鶏出荷・空舎時水洗消毒の時期、飼料管理など、すべて計画に従って行われます。
約1年半飼育した成鶏は、鶏舎内一斉に廃鶏出荷され、鶏舎丸ごと水洗・消毒・点検・補修をします。
鶏舎まるごと行う事で、サルモネラ菌や鳥インフルエンザ対策に細心の注意をはらっています。

鶏舎内水洗作業

素ひな導入作業

ひなの写真

また、導入される素ひなには、鶏サルモネラ症ワクチンが投与され、成鶏の抵抗力を高め、
サルモネラ感染と腸管内サルモネラ菌の定着を予防しています。

①サンエッグマニュアルによる統一管理

・飼育管理
・品質管理
・衛生管理

②鶏の詳細な飼育管理方法と記録

鶏の詳細な飼育管理・状況記録(週間管理表)
用紙記入の他、クラウドサービスによるグループ内情報共有環境が整備されています。

③生産農場の検査体制

④管理獣医師巡回指導

サンエッグで契約している管理獣医師が毎月鶏舎を巡回し、施設環境確認と飼育管理の相談指導を実施しています。

⑤定期研修会

飼育管理や防疫関係の情報を共有し、グループ全体の統一した品質を維持するため、
定期的に研修会を行っています。